診療のご案内
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KAWAレディースクリニックの婦人科では、子宮頸がん検診をはじめ、生理痛や月経不順などの月経トラブル、おりものやデリケートゾーンの異常、更年期障害、ピル・アフターピル処方、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)まで、女性の健康を幅広くサポートしています。
婦人科検診
子宮頸がん検診
子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。

- 対象
- 20歳以上の女性(出血などの症状がなくても、2年に1回の受診を推奨)
- 検査方法
- 子宮の入り口付近の頸部をブラシなどで擦って細胞を集め、顕微鏡でがん細胞や前がん病変の細胞を見つける細胞診検査を行います。
HPVワクチンを接種した方も子宮頸がん検診をうけることが奨められています。
月経トラブル
月経痛・月経困難症
生理直前から生理中にかけて起きる下腹部や腰の痛みです(頭痛、胃痛、吐き気、下痢などを伴うこともあります)。痛みが強く日常生活に支障をきたす場合は「月経困難症」と診断されます。
- 原因
- 子宮の内膜から放出されるプロスタグランディンという物質の分泌による子宮収縮や、子宮内膜症などの疾患。
- 対処法
- まずは、ご自分の月経周期や症状を知り、月経にむけて体と気持ちの自己コントロールを行なうことが大切です。月経の時期は過労を避け、十分な栄養や睡眠をとって体調変化に備え、体を温めて子宮の収縮を予防しましょう。
痛みの到来を予感したら、出来る限り早く痛み止めの薬を使うのがコツです。
薬の効果がない場合は産婦人科を受診し、子宮などに病気が隠れていないかを確認したうえ、鎮痛剤を変更する、ピルで排卵を抑える、漢方を用いるなど、適切な治療法を検討していきます。
月経不順(周期の乱れ・不正出血)
正常な生理周期(25日〜38日)から外れる状態です。頻発月経(24日以内)、希発月経(39日以上3ヶ月以内)、機能性子宮出血(周期や出血の量、期間からみて月経とは異なる出血である場合)などが含まれます。
- 原因
- ストレス、急激な体重変化、ホルモンバランスの乱れ、子宮・卵巣の疾患など。
月経移動(生理日の調整)
旅行・受験・スポーツなど特別な行事と月経が重なって困る場合、ピルを内服することで月経を移動させ、月経と重ならないようにすることをいいます。
- 月経を早めたい場合
- 月経が始まってから5日目までにピルの服用を開始し、次の月経を早めたい日の2~3日前まで服用します。
服用を終えてから2~3日ほどで月経が始まります。 - 月経を遅らせたい場合
- 次の月経が始まる予定日の5日前からピルの服用を開始し、月経を避けたい日まで服用します。
服用中は月経が起こらず、服用を終えてから2~3日ほどで月経が始まります。
PMS(月経前症候群)
月経前、3~10日間続く精神的、身体的症状で、月経開始とともに軽快、消失するものをいいます。
原因ははっきりとは分かっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられます。
- 症状
- 精神的症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、睡眠障害、のぼせ、めまい、倦怠感 身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹のはり
- 主な対処法・治療法
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- 排卵抑制療法
排卵がおこり女性ホルモンの大きな変動があることが原因なので、薬で排卵を止め女性ホルモンの変動をなくすことで症状が軽快します。 - 症状に対する治療法
痛みに対しては鎮瘍剤、むくみに対しては利尿剤、精神症状には安定剤など。 - 漢方療法
症状に合わせて漢方薬を使用します。当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸など。
- 排卵抑制療法
婦人科症状・お悩み
おりものの異常・デリケートゾーンのかゆみ
おりものの量や臭い、色には個人差があります。普段と違う印象がある場合は感染や炎症を起こしている場合があります。
外陰部のかゆみには下着の締め付けやデリケートゾーンの蒸れ、生理用ナプキンなどのシートの接触によるものと、細菌、ウイルス、真菌などの感染によるものがあります。
早く治したい時や症状が長引いているときは受診してください。
性感染症(STD)
クラミジア、淋菌、梅毒、性器ヘルペスなど、性交渉により感染する病気です。
- 予防・対処法
- 「コンドームを着用する」「出血のおそれがある性交渉をしない」といった基本的な知識をもっていれば、かなりの確率で防ぐことができます。
感染が疑われる場合は迅速な検査と薬物治療が重要です。
子宮・卵巣の病気
女性特有の疾患を診断・治療します。経血量の増加(過多月経)や強い下腹部痛、不正出血などの症状がある場合はご相談ください。
- 子宮筋腫・子宮腺筋症
- 子宮筋腫は、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。子宮腺筋症は、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉の中に入り込む病気です。経血量が増える「過多月経」や、強い月経痛、貧血などの原因となることがあります。
- 子宮ポリープ(内膜・頸管)
- 子宮内膜や子宮頸管の細胞が増殖してできる良性の腫瘍です。不正出血や経血量の増加などの原因となることがあります。症状がない場合も多く、超音波検査などで発見されることがあります。
- 卵巣のう腫(チョコレート嚢胞など)
- 卵巣に液体や古い血液などがたまってできる病変で、若年に多い良性腫瘍です。下腹部痛や腰痛などの原因となることがあります。
- 子宮内膜症
- 子宮内膜に似た組織が子宮以外の場所で増殖する病気です。強い月経痛や性交痛、不妊などの原因となることがあります。
ピル・アフターピル
ピル(低用量ピル等)
女性ホルモンの働きを利用した「経口避妊薬」です。確実な避妊効果のほか、生理痛の軽減、月経不順の改善、PMSの緩和など多角的な治療・ケアに使用されます。
ピルには用途や目的によって、さまざまな種類が存在し、料金も異なります。
アフターピル(緊急避妊薬)
避妊に失敗した、またはリスクのあった性交渉後に妊娠を防ぐ目的で服用する「緊急避妊薬」です。
性交渉後72時間以内の適切な服用が必要です。
更年期症状
閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせた約10年間を「更年期」といいます。
更年期に現れるさまざまな症状のうち、他の病気が原因ではないものを「更年期症状」といいます。その中でも、症状が重く、日常生活に支障をきたす状態を「更年期障害」といいます。
更年期障害の症状
更年期障害には、さまざまな症状があります。主に以下の3つに分けられます。
- 血管運動神経系の症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、多汗など(血管の拡張と放熱に関係) - 身体症状
めまい、動悸、頭痛、肩こり、冷え、しびれなど - 精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、不安感など
更年期障害の治療法
患者様の症状や体質に合わせ、最適な治療法を選択・組み合わせます。
- ホルモン補充療法(HRT)
- 更年期障害の主な原因がエストロゲンのゆらぎと減少にあるため、少量のエストロゲンを補う治療法です。エストロゲン単独では子宮内膜増殖症のリスクがあるため、子宮のある方には黄体ホルモンを併用します。ホルモン剤には飲み薬、貼り薬、塗り薬があります。更年期にHRTを開始した人では心臓・血管の病気や骨粗鬆症など老年期に起こる疾病が予防できるという利点が、再び見直され始めています。
- 漢方薬
- 漢方薬はさまざまな生薬の組み合わせで作られており、全体的な心と体のバランスの乱れを回復させる働きを持ちます。更年期女性に対しては「当帰芍薬散」「加味逍遙散」「桂枝茯苓丸」を中心に、さまざまな処方が用いられます。
- 向精神薬
- 気分の落ち込み・イライラ・意欲の低下・情緒不安定・不眠などの症状が最もつらい症状である場合には、抗うつ薬・抗不安薬・催眠鎮静薬などの向精神薬も用いられます。
予防ワクチン
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
事前予約制にて接種を実施しています。公費助成等の詳細は自治体(堺市)の案内をご確認ください。